東京のリーグ戦でのホーム勝利は1年ぶり!

↑東京らしいメッセージ
まずは、ホームでの「勝ち点3」を喜びたい! 大事な第1節のホームゲームに勝利するのとしないのとでは雲泥の差、天国と地獄、月とすっぽん、J1とJ2である。どんな形であっても、どんな内容であっても、どんな得点差であっても、とにかく勝たなきゃお話にならない……そう思っていたので、この勝利は本当にうれしい。
そしてもうひとつは観客数。
21408人!
J2降格によってSOCIOの更新も苦戦しているという噂があったので、はたしてどのくらいお客さんがはいるのかとても心配だったけど、行ってみたらいつもの風景でひと安心。鳥栖サポの数があまりなかったことを考えると、約2万人が東京のために集まったと考えていいのかも。
(追記)そうだ、スカパラファンの皆さんが来場してくださったのだった! やっぱり東京ファンだけでは2万人はハードルが高いかな……。
「J2白書2010」をパラパラめくってみたところ、2万人超の観客数を記録したのは札幌が2回とヴェルディが1回(何か動員イベントがあったのか?)。わが東京はぜひJ2の歴史を塗り替える観客数をこれからも記録していきたいものだ。
試合のほうは、「固い」「慎重」といえばそのとおりで、それで勝ち点3を得られたのだから特に文句を言う筋合いはないというもの。
ただ、エンターテインメントとしてのサッカー観戦という立場からは及第点には至らなかった。観客数を維持していくためにも、もうちょっと「見ていて楽しい」サッカーになっていくとうれしいけれど、まぁ勝ち点3のほうが大事だからとやかく言わないことにする。
試合の感想は「昨年と(良くない意味でも)の変わってないな~」というもの。でも考えてみたら、左サイドの阿部巧&谷澤達也選手以外は、昨年の降格メンバーから主力を抜いた布陣なのだから仕方がない。前半は「シュート撃て」コールが飛ぶほどで、しっかり守って時折り鋭い攻撃をしてくる鳥栖のほうがよほどいいサッカーをしていた。
唯一の得点は、その左サイドの2人による仕事。おかえりなさいの阿部選手(昨年、長友選手離脱がわかっているのになぜレンタルに出しちゃったのかが本当に謎)のいいクロスから、平山&谷澤でゴール。最初は本当にゴールなのか、喜んでいいものかどうかわからず、しばらく静観してしまっていた。
得点の後はより慎重になったのか、選手交代も終盤になってから。「勝ちたい」という気持ちが伝わってきて息苦しいほどだったが、とにかく結果が出て本当によかった。
得点した谷澤選手、先日の味スタでの紅白戦でもゴールしていたような!? 彼と阿部選手の左サイドは魅力的で、その他が物足りなかった分、輝いて見えたくらい(笑)。1年ぶりのお立ち台インタビューや、イマイチわかってない「シャー!」も面白く、クソマジメな東京をユル~くやわらげてくれそうで期待してしまう。

↑まずは1勝!
今日の試合内容に不満をもつ人も多いだろうが、新加入の選手たち(特にブラジル人)がフィットし、ケガ人が戻ってきてポジション争いがさらに活発になれば、ワクワクさせてくれる東京が戻ってくるに違いない。
苦しくても、地道に勝ち点を稼ぎつつ、1年でJ1へ復帰することがいちばん大事だ。今年は目標がひとつでブレることもないので、チームがまとまるのも早いだろう。
とにかく、東京のJ2での冒険が始まったわけだ。村林前社長は「全勝で復帰」と語って批判されたりもしたが、個人的には「ホームで全勝」を目指してほしいな。昨年の分もホームで勝って、東京をサッカーで盛り上げていきましょう。J1なんかに負けていられないんだからね!
(ドロンパやスカパラなど、その他もろもろについては別記事にて……)
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