
↑日曜日の小平
ツイッターやmixiでは発言していましたが、ブログを更新する気にはなれずに放置していました。私自身も、ふだんはチェックする「さっかりん」ですらチェックせず……。でも、「日常」をきちんと過ごしていくことこそが復興につながるのだと再認識した上で、更新を再開することにしました。
Jリーグ第2節の中止が決まったのが、金曜の夕方5時半。そのころには、映画みたいな津波映像をさんざん見てしまっていたので、決定も素直に受け入れざるを得ませんでした。
次にやってきたのは、非現実的な週末。喪章を巻いてプレーするインテルの選手たち、ゴールの後に長友を呼び寄せて抱擁するエトォ選手を見て、「日本には今とんでもないことが起こっているんだ」と認識したのでした。東日本だけの大災害と思っていたけれど、地球的規模の災害だったのですね……。
地震による実質的被害はないにもかかわらず、精神的に打ちのめされて体調にまで影響が出そうな日曜日、小平での練習試合を見に行くことができました。
岡山から無事に戻ってきた選手たちが元気に動いているところを実際に見て、そしてスタジアムでもお目にかかる皆さんと挨拶することができて、ようやく地に足がついた感じ。被害のない地域の人間がこんなことではいけないのですが……。
週が明けて、3月のJリーグの試合の中止(延期?)が決定しました。こうした非常時にこそ、人々に喜びを与えるスポーツ興業が行なわれることは重要だとは思いますが、開催地であるスタジアムの安全が確保されないようでは中止もやむを得ません。
以前、9.11の直後にWWEが特別興行を行なっていたことを思い出します。そうした試みをサッカー界が行なうことはできないのでしょうか。それが今月末の代表戦になるのかもしれませんが、日本各地に散らばっているJの選手たちがそれぞれ力を合わせ、何かしら人々に勇気を与えることができれば……。もちろん、マスコットたちも笑顔を与えることができれば……。
2011年3月11日を境に、世界は変わってしまったのだと思います。もとに戻ることはできないにせよ、われわれにできることは前を向いて進むことだけ。サッカーが、あるいは私たちひとりひとりが何かしらそのためにできることがあるとしたら、ためらわずに実行するしかありません。
大好きなチームの応援をしにスタジアムへ行く日々を取り戻すために。
頑張ろう日本。
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