
↑お客さんが映り込むこともなく、写真も撮り放題w
こちらは「ヴェルディくん」。以前は、眉毛がつながったうつろな目のコワモテキャラでしたが、昨年かわいらしく生まれ変わりました。しばらく観察していたところ、基本的に「手を振る」「ポーズ」「握手」くらいしか芸がないようです。
愛嬌いっぱいフレンドリーでハグもダンスも大好きな愛くるしい青赤子狸との共通点があるとすると、「せっかくマスコットが存在しているのに、あまり有効活用されていないこと」。ピッチには出てこなかったですよね? せっかくコンコースにいるのに、ほとんどファンが寄ってこなかったし、何だかかわいそうでした……。

↑彼も、基本的に手を振るだけ
チームのマスコットの周りが閑散としているのに対して、こちらは「一緒に写真を撮りましょう」コーナーが設けられていたピカチュウ。以前、東京のホームゲームにも来てくれたことがありました。でも、写真コーナーには誰も並んでいなかったよ……。ハーフタイムにはピッチをまわっていましたが、本当に歩きにくそうだったなあw

↑とぼとぼと歩いていました
で、こちらは謎のマスコット。ユニフォームを着ているので、チームマスコットだとは思うのですが……。聞いてもマスコットは教えてくれないので(笑)その時はわからずじまいでした。
で、ウチに帰って調べてみたら、アイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」(ゼビオがスポンサードしているようです)のマスコット、ブレイジーだそうですよ。この人も、周囲に誰も寄ってこないので寂しそうでした(お客さんはたくさんいるのに……)。マスコットがいるだけで大勢で取り囲んじゃうのって、東京だけなのかな(笑)。

↑なぜか大人気
そして一番人気だったのが、味スタをメイン会場に行なわれる多摩国体……じゃなくて「スポーツ祭東京2013」のマスコット、ゆりーと。なんだかイラストとずいぶん違う気がしますが、とにかく子供たちに囲まれまくりでした。
しかしコンコースのひとつの場所に4体ものマスコットが固まっているのでは、ちょっとサービス精神が足りないような!? もっとあちこちでお客さんにアピールしたいものですよね~。

↑チームカラーもマフラーも身につけていない人はサポーターではないと思う
最後に、自分が体験したこの日の「運営」。
午後2時少し前にメインゲート付近へ到着すると、あまり見たことのないような人ごみ。しかも、ユニフォームやマフラーなどを身につけた人ではなく、フツーの一般客でペデストリアンデッキがあふれかえっていました。
入口近くにはいくつもテントがあって、それぞれが「チケット引換コーナー」になっているのですが、どこも大混雑で大混乱。しかも、チラシのようにチケット(引換券?)を配っている人までいます。そのまま中へ入ろうとすると、バックスタンドは別の入口に行けと言われて、結局、北2ゲートから入場することに(本当はアウェイ側チケットだったからこの入口じゃなかったのかも!? でも何も言われなかったし、荷物チェックすらされませんでした)。
その後、席を確保したり人に会ったりするためにコンコースをほぼ一周しましたが、スタジアムの外で、中に入れずに長い列になっている東京サポの数にビックリ。確か、この時点でキックオフ40分前で、ゴール裏の席はほぼ満席になっていました。「キックオフまでに全員入れるんだろうか」と心配になったものです。
こんな行列も、この日の「事象」のうちのひとつ。アウェイ側バックスタンドとアウェイゴール裏のあいだに意味不明な緩衝地帯があってあふれた観客が入りきらなかったり、本当にいろいろなことがありました。そんなこんなのフラストレーションが、試合後の「事象」につながったのかもしれません。いろいろな誤解や憶測を与える一件ではありますが……。
というわけで、今回のダービーレポートはここまで。後半のダービーは、せめてもう少し気持ちよく、試合に集中して観戦できるダービーになってほしいものです。
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