東京は5人の選手がそれぞれ得点を決めて、圧勝で首位をキープ。

↑5得点!
シーズン当初のあの閉塞感とフラストレーションはいったいどこへ行ってしまったんだ!?というような快勝。このまま一気にJ1まで走り続け、そのまま上を目指したい!と思いたくなるような試合だった。
前半の中ほどまでは、人数をかけて守る熊本にシュートを跳ね返されていたけれど、その堤防が決壊したのは退場処分とPK。申し訳ないけれど、こうなってしまっては、今の東京は止められなくなってしまう。

↑日曜夜なのにご来場感謝です
それでも、シーズン序盤の「勝ちきれない、点が取れない」と挽回したいとでもいうように、とにかくゴールへの執念を燃やす東京。
2試合連続の徳永ゴールとか、前週の汚名返上の谷澤の土下座パフォーマンスとか、復帰後2試合目、プレー時間30分未満にして、早くもルーカス初ゴールとか(ガンバへ行ってうまくなったのか?)、東京ファンにとっては楽しくて仕方のない90分だった。ああ、こんなに楽しいとまた「J2ナメてる」と言われちゃうわ(笑)。
観客数も18195人。千人単位で増加中。いかなるイベントよりも、勝利こそが最大のプロモーション、集客材料ということだ。そういう意味で残念なのは、8月のホームゲームが一度しかないということ。せっかくの夏休みなのになあ。

↑久しぶりの国立
しかし、ライバルチームもそれぞれが勝ったために、J2上位は勝ち点2差の中に4チームが競う混戦状態。でも、得失点差では東京が頭ひとつ差をつけている。大量得点は重要だね。
今後は、勝ち点を落とさないマラソンが続いていくようなものだ。体力がなくなったところから脱落していくことだろう。その意味では、選手層が厚いといわれている東京が有利なのかもしれないが、とにかく油断は禁物だ。
国立競技場からの帰り道、「ルーカスかっこいー!」と叫びながら走り回っている男の子たちを見ながら、「勝つって楽しいな~」と痛感した。みんなから笑顔があふれている。この楽しさがさらにポジティブな力となって、チームを強くしてくれるのかもししれない。昨年は、毎回がお通夜からの帰り道みたいだったもの……。
とにかく、これからが正念場。今のところ夏バテはしていないみたいだけど、気を引き締めて夏をのりきろう。
◆
その他の備忘録。
そして、東京イナゴ伝説に新たな1ページが加わったこちらのお知らせ(笑)。確かに、飲食物売場はものすごい混雑で、ビールの売り子さんもほとんど来なかったもんな~。日本一飲食事情が貧弱な国立競技場、せめてビールくらいは潤沢に用意しようではありませんかw
ゴール裏から「今野東京!」と声が上がったのは、海外移籍報道があったためだろう。Jリーグの他チームへの移籍は全面的に反対したいが、試合に出られて本人のためになるのであれば、海外移籍という選択はありだと思う。それが「今」かどうかといえば、心情的には「もうちょっと待って」と言いたいけど。
ところで、今ちゃんの応援歌ってないのかな?(知らないだけ?) 徳永の歌だってあるのに、なんだか不憫!?

↑なでしこあります
ところで、西武新宿駅に隣接する花屋さんでは「なでしこフェア」を開催中であった。売れるのかな~? 「なでしこあります」って、ちょっとかわいい。
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