東京はこの3試合、1分2敗という惨憺たる成績ながらも、他チームの不調に助けられて首位を維持している。

↑ピッチ状態は悪くなかったけど
栃木のブラジル人を封じることはできたが、得点がとれない。試合終了間際のアレが決まってさえいればスッキリした気持ちになれたのだろうが、そうならないところが代表と違う……というか、今の東京の状態を如実に表わしているような。
8月後半からの東京は「真夏のガッカリシリーズ」ともいうべきスランプに突入してしまった。得点がとれないという事態は、まるでシーズン序盤に戻ったかのよう。このチーム、本当に進歩……というか、学んでいるのだろうかと不安になってきてしまう。
試合そのものは、栃木目線で見ていたらかなり楽しかったのではないかと思う。「勝てなくて残念だった」という気分になったことだろう。でも、東京を応援している身にとっては相変わらずストレスのたまる試合で、「負けなくてよかった」という結果になった。悔しい。
こういう試合ばかりしていて、選手たちは悔しいと思わないのだろうか。もう3週間目である。メンバーが入れ替わろうと、コンディションが若干悪かろうと、もうちょっと頑張ってもらいたい。
見ていてストレスがたまるのは、「もっとできるはずなのにやっていない」と思ってしまうからだ。過酷なスケジュールで行なわれているなでしこの試合も見ているが、彼女たちはその時々で「できることを必死で」やっているように見える。内容がよかろうが悪かろうが、それがそのときの「ベストを尽くした試合」に見える。でも東京の試合は、いつもどこか中途半端だ。
例によって選手交代がまったく機能していないのも気になる。正直いって、大熊監督には期待していないが(だからといって昔に戻りたいとはぜんぜん思わないけどね)、だからこそもっともっと選手同士で話し合ってプレーしてほしい。J1だったら無謀だろうけど、J2という舞台ならば今の東京の選手たちならできるはず。

↑埼玉は空が広いのだ
熊谷のお客さんは6795人。味スタで開催していれば、プラス1万人は望めたことだろう。熊谷という土地柄、栃木サポがたくさん来てくれたが、その分、ホームの雰囲気がだいぶ薄れてしまった。栃木に有利な場所を選んでしまったようで、それもまた残念。
充実したフードコートはよかったと思うし、お客さんが少ない分、久々にドロンパの写真を至近距離で撮れた(笑)けれど、やっぱりホームでないところでホームゲームをするのは不利だ。J2の延期分の試合は平日に行なわれたチームもあるので、平日でもいいから味スタにしてほしかったなあ。
次のゲームは、約一ヶ月ぶりの味スタ。ピッチはよくないかもしれないが、やっとホームに戻れるのはうれしい。久々にホームで爆発!といきたいところだ。
(北九州や富山に負けたあたりが後で響いてこないといいのだけど……)
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