
↑熊谷は空が広いといつも思う
それにしても、1年で3回も熊谷へ行くことになるとはねー。何だかすっかりおなじみの場所になってしまいました。今回もホーム扱いですし、熊谷で負けたことはないし、熊つながりということもあるし(?)、もうほとんどホーム気分!?
準々決勝の対戦相手は、東京にとっては宿敵の浦和レッズ。04年にナビスコ杯決勝で勝利して、東京が初のタイトルを手にしたその日から、ずーっと勝てていない相手です。ナビ決勝は実質的には引分け&PK戦でしたので、最後に勝ったのは04年9月の味スタ。もう7年も勝っていないのか~。
圧倒的に分が悪いながらも、前のエントリーで書いたとおり、不思議と負ける気がしないままにスタジアムへ到着。クリスマス寒波が襲来する中、赤城おろしがさぞかし冷たいことだろうと覚悟をしていましたが、意外なことにほぼ無風のポカポカ陽気。試合前、ゴール裏からは「意外と暑い!」コールが出るほどでした。

↑久々に勝った!
そして試合のほうはといえば……。今年、J1をほとんど見ていないワタクシが言うのも何でございますが、浦和さんはよく残留したな~というか、残留争いしたのもワカルな~というか、そんな印象をもってしまいました。その前に天皇杯で対戦したヴィッセル神戸のほうがずっと強いチームでしたし、それどころか、今年のJ2上位チームよりもアレというか何というか。
そのせいか、いつも圧倒されるほどでイヤでイヤでたまらない浦和の応援の声も、イマイチ迫力がなく、ちっとも殺気が伝わってきませんでした。浦和戦って、もっと殺伐としていたものだったのに。J2のほっこりしたおもてなしに慣れてしまったウチらにはさぞかし脅威だろうと覚悟していたのに。
いやいや、他人様の心配をしている場合ではございません。確かに、東京はナオ様のゴラッソなゴールで勝つことができましたが、よかったのは前半だけ。後半はモタモタしている浦和にとどめをさすこともできず、シュートを打たれまくっていました。
天皇杯は勝ち抜くのが至上命題ですので、内容についてとやかく言う必要もありませんし、来年も同じメンバー&監督で戦うわけでもないので、この試合をもって来年の心配をするのも無意味なんですけどね~。浦和が情けなさ過ぎたこともあって、ちょっと不完全燃焼ではありました。でも、本当によかった!

↑試合後に笑顔がなかった2人
試合後の挨拶のとき、ゴール裏から投げ込まれたサンタ帽をかぶった選手たちが笑顔を見せていた横で、ひとりむっつり下を向いていたのが、チームキャプテンの今野選手でした。移籍報道が出てからというもの、何となく意識して今ちゃんを見てきましたが、いよいよお別れの時が来ているのでしょう。
今までも何度も移籍報道が出て、そのたびに東京に残ってくれた今ちゃん。J2に落ちても残ってくれて、本当にありがとう。でも、今の不動の代表メンバーとしての地位は、東京にいたからこそ築けたものでもあったわけで……。
7年前、最後に浦和に勝ったときも、今ちゃんとルーカスがいたんだな~と思うと、今ちゃんと過ごしてきた時間がずいぶん長かったことに気付かされます。たぶん、多くの東京サポが覚悟を決めているはずだし、送り出す心の準備もできつつあるのかも……。だから、今ちゃんも笑顔で東京での最後の試合を楽しんでほしいと思いますね……まぁそういうことができないのが彼なのかもしれませんけど。

↑ドロンパと社長のハイタッチを撮りそこねた……
そして、次はいよいよ準決勝。考えてみたら、08年、10年と準決勝で敗退していたんですね。ということは、そろそろ勝ち上がってもいい時期なのでは……。長居でセレッソと対戦するのにホーム扱い、勝ち上がれば「俺たちのコクリツ」をアウェイで戦うことになるという、天皇杯ならではの奇妙なことになっているわけですが、なんだか今年は行っちゃうような気がするな~(根拠ゼロ)。
FC東京のJ2修行の最後に、でっかいことをやってのけようではありませんか!
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