さて、東京のチャンスはいったいどれだけあったことでしょう? 枠内シュートの数は? それに対して、蔚山のチャンスは? あるいは、サッカーが「チャンスの数」や「印象」で勝敗が決まるものだったとしたら?
数えていませんでしたが、たぶん東京が得点するチャンスは10回以上はあったような気がします。それでも無得点。蔚山には一度のチャンスしかありませんでしたが、それを得点につなげました。サッカーは得点数で競うスポーツなので、それで勝敗が決まります。
残念ではありますが、「これだけやってダメなら仕方ないな」という感想ももちました。「引分けでも1位」という状況のアウェイゲームでしたが、東京は守りに入ることなく、最初から積極的に攻撃をしかけ、ワクワクする場面をたくさん作ってくれました。あの最悪だった清水戦の悪夢を忘れそうになりましたもの。
東京は決して悪くなかったですし、初スタメンの河野選手や初出場の林選手の輝きを見ることができました。こういう試合は時々あることで、それがたまたま東京のこの試合になってしまったということでしょう(でも、渡邉選手には決めてもらいたかったな~。札幌戦でも残念だっただけに)。
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ラウンド16を味スタで見たかったというのはもちろんですが、再び中国で、それも北京国安以上のチームと戦うというほうが、何だか東京らしいような気がします。
東京がACLに出場できたのは、天皇杯優勝のご褒美でした。J2からアジアの舞台へ一気に駆け上がったのは、Jリーグ史上では初めてのことです。ACLはもちろん初出場、当初は挑戦者として「1勝でもできれば」という思いで大会に臨んでいたのかもしれません。
それが、ラウンド16まで進むことができたのです。これからも、初心を忘れずに試合をこなしていけばいいだけです。中国最強のチームとアウェイで戦うなんて、柏と味スタで戦うよりも燃えてきませんか?
(最近、リーグ戦では味スタで勝てていませんし、柏とはスーパーカップで負けているし、ACLのほうがいい試合ができているのでJのチームと戦うのはイヤだ、柏よりも広州のほうが勝てるような気がする!……というのも本音だったりして^^;)
怪我人もさらに増えてますますキツくなってきていますが、東京のACLはおもしろいんです! 次の試合でも、きっとワクワクさせてくれることでしょう。期待しています。
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アウェイではありましたが、TV画面で見る限りはどう見ても東京のゴール裏のほうが人数が多い! しかも音声が拾ってくるのは東京のチャントばかり!というホームみたいな状況にはビックリしました(笑)。さすが東京サポ! それだけに勝ちたかったですねえ……。
そして、一番の驚きといえば、「ドロンパ、韓国の大地に立つ!」でしょう!
毎日数回更新される驚異の「ドロPブログ」で、ドロンパが行方不明になったと知ったとき、「韓国へ行ってたりして……いや~まさかね~!」と思ったのですが……。ホントに行ってしまうとは!(笑)
マスコット界では小さいほうのドロンパですが、彼を海外に連れていくことはかなり大変なはず。いったいどうやって行ったのでしょう? 船便? 貨物? はたまた密航?(笑)
Jリーグのマスコットで海外遠征したのは、もしかしたらドロンパが初ではないでしょうか(前例がありましたら教えてください)。う~ん、ドロンパが行くなら韓国へ行きたかった(違)。それだけに勝ちたかったなあ。ホント残念!
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さらに、ラウンド16以降は新たな胸スポンサーがついたユニフォームが決定とのこと。「東京ガス」ならぬ「マレーシアガス」とは、われわれにふさわしいですね!
新スポンサーロゴがついたユニの販売は6月に発表されるそうですから、つまり、ラウンド16は勝ち抜くということですね~!
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