
↑場内撮影禁止のため看板だけ
出演は、ポポ監督&通訳の塚田さん、前田治さん、トーチュウの占部記者。そしてMX-TVの三田涼子さんが司会。三田さんは本当に久しぶりですが、相変わらずの安定感で安心して楽しめました。新体制発表会も三田さんだったらよかったのにな~。
主役のポポヴィッチ監督は、SHIPSのポロシャツ……ではなく、とてもカッコいい私服でのご登場。グレーのウィンドウペーン柄のジャケット(ピンクの肘当て付き)にスカーフ、素足に紺色のローファー。以前、阿久根社長がポポさんのことを「ジローラモではありません」と冗談めかして言っていたけど、「LEON」の表紙になれるくらいステキでした。
感想をヒトコトで言うならば……
セルビア語が理解できたらなあ!
……ということでした。もちろん、通訳の塚田さんはポポさんのキャラクターをよく理解して臨機応変に訳してくださるのですが、一語一句までぜんぶ知りたい、わかりたい!と思ってしまうのですね。勉強しにいくか!?
◆
以下、適当にメモをとったので、備忘録としておいておきます。
選手が成長しているという実感もあり、満足している。でも、ACLの広州戦は痛い敗戦で、経験や運が足りなかったと思う。皆さんにホームでACLを見せられなかったことが残念。来年もACLに出場できるよう、頑張っていく。
魅力的で、攻撃的なサッカーをして勝つという目標については、ある程度結果が出ている。大切なのは、信頼関係を築くこと。また、笑顔を忘れてはいけない。チーム内をいい雰囲気にすることも大事で、そのためには隠しごとをせず、言うべきことはしっかり言う。厳しいことを言うのも、成長してもらうため。あえて名指しで言うことで、選手のほうにも「次は修正しよう」という意識が生まれる。
ミスは誰にでもある。よくないのは、勇気をもってチャレンジしないこと。ドリブル禁止と言ったことはない。重要なのは、より効果的なプレーをするということ。ドリブルをいつどこでするのか。好き勝手なプレーは、チームのためにならない。
-前田さんが選んだJ1ベストゲーム=鳥栖戦について
チーム力を見せられた試合。2失点しても、サポーターの皆さんは応援をやめなかった。自分たちを信じてくれているのに、その自分たちが信じることをやめてはいけない。リードされても最後まで信じて戦う姿勢が、逆転につながった。ファンとチームが一体化できた試合。
-前田さん「チャンを右サイドにしたのは……あまり機能してなかったような……(場内笑い)」
それは結果論ですから(笑顔で)。徳永が右SBのほうがプラスになることは確かだが、チャンがCBの時に失点していることも考えなくてはならない。彼は昨年までは大学生で、代表のこともあってキャンプで十分な時間が取れなかった。そのため、まだ理解しきれていない部分がある。
彼にはスピードがあり、CBもSBもできるところを見せれば、クラブのためにも韓国代表のためにも本人のためにもなる。ポリバレントな選手がいることで、チーム内の競争も激しくなる。
-トーチュウの予想スタメンについて
トーチュウ記事は塚田さんに教えてもらっている。前田さんの記事も読んでますし、写真も見てますよ(笑)。先発メンバーについては、私はもう知っているので読む必要がないんです(笑)。
-占部さんが選んだACLベストゲーム=広州戦について
ファンの人がもってきた日の丸入りの横断幕を隠すように、広州のスタッフから指示があった。それを見たときに、この試合には絶対に勝とうと思った。サッカーはスポーツであって、政治的・歴史的なものをもって入ってはいけないと思っている。
(以下はファンからの質問コーナー)
-キムチが好きだそうですが? また、ご自分で料理はしますか?
キムチとの出会いは、2006年に広島にいたころから。ご飯、納豆、キムチの組み合わせが好き。韓国でも食べたが、専門家ではないので味の違いはわからない(笑)。家族と離れて暮らさざるを得ない状況だったときに、料理を覚えた。得意料理は、パスタとキムチチャーハン。チャーハンにはエビを入れるのがポイント。ファンの皆さんに料理をふるまうイベントをしたい。
-オフは何をしていますか?
今はオフはほとんどない。基本的に身体を動かすことが好きで、バレーボール、バスケットボール、テニス、釣り、ビリヤードなども好き。オフの時にファンから声をかけられることもあるが、それは苦にならない。写真を一緒に撮ったりするのも、自分の仕事のひとつ。
-得点すると、塚田さんと熱い抱擁をしていますね。
彼は最近太ってきたので、抱擁が難しくなっている(笑)。
-ルーカスやチャンとは何語で話してますか?
ルーカスとは、ポルトガル語(ルーコン)とスペイン語(ポポ)。チャンとはキムチ語(笑)。自分は言葉が好きで、数カ国語を話すが、塚田さんが職を失うといけないので(笑)。日本語もだいぶ覚えたが、文字が読めないので難しい。
-将来、日本代表監督へのオファーが来たらどうしますか?
今現在のことが薄れてしまうので、将来のことや過去のことについて話すのは好きではない。まずは東京で大きなものを残したい。そのために、より長く仕事をしたいと思っています。
-オシャレについて。好きなブランドやショップはありますか?
特にない。自分に合うものを選ぶようにしている。悩みは、合うサイズの靴がなかなかないこと。皆さんとこれからFC東京というブランドを作り上げていきましょう。
-もしデル・ピエロが東京に来たら?
もし彼が東京に来ても、まず出場するために競争をしなくてはならない。ウチには同じポジションに梶山がいるので、大変難しいだろう。梶山はデル・ピエロに劣らない選手だと思っている。
-ユーロの「スペインVSイタリア」はご覧になりましたか?
(見て寝不足だというジェスチャー)面白い試合。注目カードは見ている。自分は予想はしないことにしているが、希望としては「スペインVSドイツ」の決勝になってほしい。両者とも、魅力的なサッカーをしてきたから。でも、強豪でないチームのサプライズもありだと思う。
-子供のころのアイドルは?
バレージ。その前は、ベッケンバウアー。ピッチ内・選手としてだけではなく、ピッチ外・人間として完成されているからこそ、トップレベルになれる。だから、東京の選手たちにも成熟してほしい。
-日本代表について
海外組の影響は大きい。そろそろ、日本サッカーの土台を作り上げるべき時期に来ている。日本には大きなポテンシャルがあり、それを生かして戦ってほしい。オリンピック代表については、結果に対するプレッシャーを感じずに、やるべきことをやりつくしてほしい。
-後半戦に向けて
今までの方向性・スタイルを変えずに、質・精度を上げてゴールしていきたい。
◆
ふだんから「笑顔が大切」というだけあって、ポポ監督の笑顔にすっかりやられてしまいましたよ~。
そういえば、2008年の6月にも城福さんのトークショーというのがありましたね~(同じくユーロをやっていた4年前なのか~遠い目~)。当時は、イベント当日~翌日にかけて、たくさんの人がブログで内容をアップされていたものですが、今はもうブログの時代ではないのか、あまり書かれている人がいないみたい……というわけで、詳しく書いてみました。
(使い分けがうまくいきそうもなくて、相変わらずfacebookは敬遠しています^^;)
自分はどうも「監督」が好きなようで、そもそも東京の試合を最初に見た理由も「原さんが監督をしているから」でしたし、その後の歴代の東京の監督さんもだいたい好きでした(ガーロさんもね!)。そんな中でのポポさんですから、今はほとんど「目がハートマーク」に近いですね(笑)。4年前の今ごろは「ヒロシ萌え」とか言っていたのに、今や「ポポ萌え」です。我ながらわかりやすいですな^^;
いつかはお別れする人とは知っていますが、それまでは共に歩んでいける人。ポポさんと一緒に、東京が大きく成長する瞬間を見届けたいと思っています。
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