第92回天皇杯2回戦 東京VS横川武蔵野は0-1で横河。後半アディショナルタイムの「北海道からの(by ポポさん)」フリーキックが見事に決まり、東京の天皇杯は始まった途端に終わってしまいました。

↑劇的な幕切れでした
9月とはいえ、32度以上の晴天のもとで行なわれた試合。東京は、梶山・ルーカス・徳永の各選手をベンチに置いただけのかなりの「本気モード」。でも、すべてが少しずつズレていたような気がします。相手よりも劣っていたわけではないけれど、パスもシュートもちょっとずつ精度を欠いていて、相手チームのGKの出来は素晴らしかった……。
正直いって、疲労などを考えると延長戦になってほしくなかったので、悔しいけれどこの結果には納得しています。相手をナメていたわけでも、リスペクトしすぎていたわけでもないけれど、東京の選手はみんな疲れていましたね。JFLよりは恵まれているだろうと言われればそのとおりですが、こういうこともあるでしょう。
東京の試合を見るようになって、天皇杯の初戦で負けたのは……2回目ですね。湘南に負けた時以来だと思います。早めに負けておいたほうが、後々ダメージが少ないかも……とポジっておきましょう。今の東京に、3兎を追う余力はないですから。リーグ戦の順位をできるだけ上げることと、ナビスコ杯。今はこちらのほうが重要です。

↑メイン側に挨拶に来た横河の選手たち
それにしても、横河武蔵野は見事でしたね。試合終了後も、東京ゴール裏の反応が見たくてしばらく残って見ていましたが、横河武蔵野の選手たちに拍手喝采でした。メイン側にも挨拶に来てくれましたが、私も立って拍手しちゃいましたよ~。自分たちのチームへのあてつけというよりは、「敵ながらあっぱれ」の気分かな。これがJ2やJ1のチームだったら、まさかこんなことはしないでしょう。
SA席の端のほうで見ていましたが、エジミウソン選手がフラッとやってきて座っていたり、ヒョンス選手も見ていたりで、なかなかいい環境でございました。
いまだにけが人だらけの東京にとっては、10月10日に札幌厚別で試合をしなくてすむのはたぶんいいことだと思います。鹿島→札幌→清水と中3日で移動して試合をするのは大変ですもんね。とにかく、大事なのはリーグ戦ですよ!

↑暑かった!
今、振り返ると、昨年東京が天皇杯を獲れたのはJ2だったおかげなのかな?とも思います。昨年の東京は味スタでは無敗でしたし、天皇杯の戦いが本格化する12月は「J2優勝」という空気の中で自信をもって戦うことができました。
対するJ1はといえば、例年のごとく繰り返される「最終節までもつれる優勝&残留争い」ということで、12月には疲弊しきっているチームが多いはず。天皇杯決勝がJ2同士の戦いになったのは、ある意味「必然」だったのかもしれません(「ジャイアントキリング」以外の視点でも天皇杯を盛り上げたければ、やはり試合時期を見なおさなくてはならないでしょう)。
横河武蔵野の皆さん、おめでとうございます。東京はこれを糧にして、もっと成長しなければ。

やっぱりホームゲームなのに本狸がいなかったのが敗因かも!?
P.S.暑さには極度に弱い体質なので、この夏、昼間にはほとんど自転車に乗ることはありませんでしたが、この日は仕方がないので自転車で味スタへ……。で、やっぱり少し熱中症ぎみになりました(帰宅してヤケになって草むしりしたのがいけなかったのかも(笑))。あの気温の中で試合をしていた選手達、大変だったろうな……。
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