
↑中野zero入口
今年の開催地は中野zero小ホール。司会はフリーになった三田涼子アナ。前田治さん、ゆってぃ、トーチュウの岩谷記者、Jリーグサッカーキングの青山編集長という面々が、ポポ&塚田さんを迎え撃ち(?)ます。
まずは、中間期間中の新潟でのキャンプについて。プラン通りで、非常に順調だったというコメントでした。けが人が出なかったのも収穫で、すばらしい環境のもとでサッカーに集中できたとのこと。おいしい食事をたくさん食べても太らないでいられるほどにトレーニングしたそうです……そういえば、塚田さんがすごーくヤセて……というか、しまっていたのですが、それもキャンプの成果だったのでしょうか!?
続いては、前半13節を「6勝6敗1分」という成績で終えたことについて。出演者の皆さんからは「開幕直後はよかったのに……」という発言が相次ぎました。昨年よりも得点数が増えていることは評価に値するものの、失点が多いことについては一様に辛口にならざるを得ません^^;
ここからは、要点を適当に書き留めておりますので、よろしければ続きをどうぞ~。
「東選手については、期待以上でいい働きをしてくれた。アーリア、カズマ、コースケも、昔から東京にいる選手ではないけれど、すごく馴染んでいて、チームの雰囲気をつくってくれている存在」
李忠成選手について。
「強すぎる代表への思いが、その能力をチームに活かす上ではブレーキになってしまった。最後の数試合は、自分の力をチームに活かせるようになってきていただけに、去ることになってしまったのは残念。彼の存在がカズマにとっていい刺激になったのは確かだが、カズマの活躍は昨年からの彼の努力によるもの。李はレンタルなので、カズマを超えなければレギュラーにはなれない」
ポポさんが繰り返し語っていたのは、「後で後悔しないよう、その時その時で全力を出し切ろう。それが必ず後で結果となって帰ってくる」ということでした。
平山選手について。
「人間性はすばらしく、ムードメイカーとしても面白い。ただし許せないのは、昨日私の誕生日にバースデーゴールをプレゼントすると言ったのに、約束を破ったことだ」と笑顔でコメント。「けがによる長いブランクがあるので、見守っていかなくてはならない。彼に必要なのはゴール」
出演者の中で、ファンの声を代弁するように突っ込んで聞いてくれたのが前田さん。「カズマと李のようにFW間での競争はあったが、他のポジションではなかったのでは?」という質問に対しては、「丸山、野澤、三田、林は順調に成長している。育成しながらも結果にこだわるのが東京のスタイル。土台はできているが、チーム内競争がないと成長しないので、もっと激しく伸ばし合うようにしていかなくてはならない」とこたえていました。
また、「ボールを回すためのパスが多く、ゴールではなくパス回しが目標になっているように見える」という質問に対しては、「パス回しだけで24得点できますか?」と反論。「シュート数が下回った試合はほとんどないはず。相手チームは守備を固めてくるので、無闇にシュートを打ってもダメ。相手をゆさぶって穴をあけてシュートをし、ゴールを決める。昨年に比べれば、ゴールのバリエーションも増えている。シンプルにすばやく3本つないでゴールというのが理想だが、まずは状況をしっかり判断することを重要視したい」と、かなり長い時間をかけて反論していました。
3本つないでのゴールって、私も見てみたいわ~。繋げば繋ぐほどいいのか!?と思えてしまうようなときもあったので、たまには臨機応変にそんなプレーも見てみたいですよね^^;
サバテルへの期限付き移籍が決まったそーたんについてのコメントも長かったですよ^^; 何といっても、移籍前最後のプレーがアレですもんね~。
「移籍は彼のキャリアの中で分岐点になるだろう。能力が高く何でもできるが、サッカーはゴールを奪うためのスポーツだということを理解しなければならない。サッカーは楽しむだけのものではない。成熟した選手となってほしい。FC東京だけではなく日本を代表してスペインに行くのだから、責任感をもって、ピッチ内外で頑張ってほしい」
ちなみに、Jリーグサッカーキングの「FC東京特集号」でのポポさんのポーズは、「誰かに向かって叫んでください」という注文を受けて、「そーたん!」と叫んだところを撮ったものだそうです^^; スペインに行ってもしばらくポポさんの声が耳から離れないのではないかというほど怒鳴られ続けたそーたん……レンタルで成長してくれるといいのですが……^^;
↑「そーたん!」と怒鳴っているポーズ^^;
前半の東京の戦いについて。
「結果には満足していないが、内容や質については去年よりは上がっている」という評価。ただ、個人のイージーミスで失点し、それがそのまま勝敗につながるということが多いため、その部分では修正が必要。ミスはいつ誰にでも起こりうるので、ミスのあと誰がどうリカバリーするのか、その意識があるのかという意識の改革も必要。鹿島戦、湘南戦ではイージーなミスから負けてしまったが、勝利に近かったのは自分たちのほう。全員で戦う気持ちをもち、選手やスタッフ全員が上位に行けるとい信じて戦わなければ上には行けない」
コンフェデについて。
「3連敗は残念だが、ゴンダとヒデが帰ってきたのはうれしい」
「いいわけにしてはいけないが、ハードスケジュールがパフォーマンスに影響したのは確か」
「イタリア戦で、相手を圧倒しながらも負けたのは日本のメンタリティを表している。日本代表の歴史の中で、今がいちばん、世界との差が縮まっている。強豪国に追いつくために日本が変わっていく大事な時期。勝つことに怖がっていてはいけないし、これからはタフなメンタル、時にはずる賢さも必要だ」
FC東京から日本代表に選ばれるべき選手は?
「それは選手たちが自分でパフォーマンスで示さないといけない。私が思うところはあるが、話すことはできない。東京からより多くの日本代表を出すということも、私の仕事のひとつ」
続いては、客席からの質問。
大分や町田のときと比べて、結果が出ていないように思うが?
「おっしゃるとおり、結果については満足していない。だが、今年のチャンピオンズリーグ決勝はバイエルンVSドルトムントだったが、ドルトムントがここまで来るのに監督は5年をかけている。もちろん早く結果を出したいとは思っているが、継続した成功を得るためには道を作らないといけないし、それには時間もかかる」
ベンゲルのアーセナルのように成功してほしい
「もっと早く成功してみせます」
高橋秀人選手の評価について
「どんなサッカー選手にも好不調の波がある。特にヒデは、2年前にはプロでやっていく自信ももてなかった状態だったが、今は日本代表に選ばれるまでになり、劇的に環境が変わった。それでも彼は地に足をつけてやっており、時にはプレッシャーで無理をすることもある。そんな時によく話し合い、苦しいときにサポートするのが私であり、サポーター。家族のような関係でいなくてはいけないと思う」
再開直後の広島、浦和戦について
「浦和戦でも特別な感情はない。勝ち点3をとるために全力を尽くす」
「浦和に勝って残りに全敗するのと、浦和に負けて残りに全勝するのではどちらがいいですか(笑)」
浦和にも他にも勝つのがいいです
「わたしもそう言おうと思ってました(笑)」
最後は、前日誕生日を迎えたポポさんに青赤な花束が贈られ、会場で♪ハッピーバースデーの合唱。「タイトルを狙っていきたい」と宣言する監督に「ポポトーキョー」のコール……というところで、約1時間半のイベントがお開きになりました。
◆
今回も行ってよかったポポナイト^^;
リーグタイトルを欲しいという気持ちはもちろんありますが、今年はまだそこまではいかないでしょうから、ACL圏内を目標にしたいと個人的には思っています。でも、「タイトルをめざす」というポリシーのもとのポポさんの発言は、いちいち納得できるものでした。「育成しながら結果を出す」というのは、突出したスターのいない、実力伯仲状態のJリーグだからこそ可能なのかもしれませんし(海外の多くのリーグは、成績と投資額が比例していますから)、ぜひ実現させてほしいと思います。
個人的な懸念は、毎年経験する「真夏の低迷」と「味スタピッチ問題」。特に後者については、国体があるだけに今からすごく心配しています。今後、これらの懸念材料がどう影響するのか……。でもまずは、再開直後の広島と浦和ですね。この2試合の結果が、今シーズンの全体の成績を占うような気がしています。
後は、谷澤もそーたんもいなくなってしまって、ポポさんが次に誰を怒鳴るのか!?ということかな(笑)
すごーく長かった中断期間も、あと1週間と少しでようやく明けます。明けたら明けたでまた文句や愚痴が増えるのかもしれませんが、それもまた楽しみのひとつなのでしょう。梅雨と中断期間は早く明けろ!ということですね^^;
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