
↑これが現実です
ああ、勝ちたかったなあ。
1964年の東京オリンピックのために建設された国立霞ヶ丘競技場での最後のJリーグ開催。ナオのためのゆりかご。テディベア・デー。コクリツが得意な平山。そして、苦手を克服するため、上位進出のための試練。もし勝つことができたら、とても価値のある勝利になるはずだったのに。
前半を0-2で終えた時点でも、わたしはかなり楽観的でした。早々に1失点したときは「早く得点すると逆転されちゃうから、このくらいでいいわ~」と思い、2失点目では「これで鹿島でのアウェイ戦の再現だ~」と、逆に期待しちゃっていたほど。
そんなお気楽な気分が粉々になったのが3失点目。そして、「鹿島戦といえば大迫にやられるに決まってるのに、そういえばまだ食らってないな~」と思った途端に4失点目。しっかり大迫選手にも決めさせてしまいました。どんだけサービスいいんだよ^^; あのヒロシの甲府だって鹿島に勝ったのに~!
前回コクリツで負けた鳥栖戦に比べると、内容は悪くなかったと思います。それだけに、「鹿島のほうが強かったってことね」という事実がのしかかってくるよう。ああ悔しい。ウチらはまだまだ「あまちゃん」なんだわ~!
鹿島に勝ちたいと思っていた理由のひとつが、「FC東京魂!」や雑誌で鹿島番記者さんが「東京はやりやすい相手」と語っていたこと。それは思いきり「上から目線」のコメントで、「ああ東京ってカモなのね……」とガッカリしながらも、今年こそはリーグ戦で勝ってやる!とひそかに闘志を燃やしていたのでした。
ああそれなのにそれなのに。自分たちの弱いところ、悪いところが明らかになったのは不幸中の幸い、まだまだ伸びしろがあるということかもしれないけど、やっぱり悔しいな~。東京が強くなるためには、鹿島とも常に互角に戦えるようにならないといけませんね……。

↑こんな状態でも味スタよりも水はけがいい
振り返ってみれば、今のコクリツではたくさんいい思い出をつくることができました。2度のナビスコ杯優勝、そして天皇杯。天皇杯はもちろんですが、ナビスコ杯決勝のときの真っ青な空は忘れられません。屋根付きの陸上競技場(←^^;)になってしまったら、観客席と青空が直結するあの風景は二度と再現できないのだなあ。
いろいろ思い入れのある会場ではありますが、雨に濡れた観客席から退避してきたお客さんでいっぱいの薄暗いコンコースを見ているうちに、やはり建て替えもやむを得ないのだろうと思うようになりました。新しくなっても「陸上競技場」というのが痛恨の極みですが(最新技術で、可動する観客席とかできないのかなあ)。
その最後のJリーグ戦で有終の美を飾れなかったことは、とてもとても残念でなりません。「俺達のコクリツ」だったのになあ。こうなったら、天皇杯決勝に行くしか(もしかしたら、準決勝も開催されるかもしれませんが)!

↑このあと白バイに追っかけられる一幕も

↑相変わらずシュールなご一家
コクリツで最後のおもてなしとなった東京ドロンパ君も、テディベアを抱えて元気に働いてくれました。ピーポ君ファミリーも相変わらずのインパクトだったし、ハーフタイムまでは楽しかったですね^^;
次は、インターナショナル・マッチデーをはさんで2週間後。残り試合はわずかですが、ホームゲームが多いのが東京の強み……なのかどうなのか^^; ホームなら最強!といえるくらいのアドバンテージがあるわけではないのがわがチームの現実。でも、砲丸投げの穴が残るピッチだろうと何だろうと、味スタで頑張るしかありません。今後のホームゲームは全勝の気持ちで頑張っていきましょう!
(追記)
……で、もちろんテディベア・デーのクマははずれました! これで12年目! こうなったら一度も当たらないという記録を伸ばしていく所存であります!
ルーカスが現役で、しかも1ステージ制のうちに優勝したいと思ったら、今年か来年しかないんだよな~。ホント、優勝したいです。FC東京も、いつまでも中途半端じゃいられないはず。ここがふんばりどころです!
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