東京はロスタイムに失点して、逆転負けを喫した。

↑聖火がむなしく燃える
昨年のリーグ最終戦から半年もたっていないのに、また同じような「ドラマ」を見せられるとはね……。あきれかえって、言葉も出ないとはこのことだ。
昨夜はもっと愚痴っぽかったのだが、ひと晩おいたら少し収まった……とはいえ、とてもポジティブな気分にはなれない。
昨夜の敗戦は相当堪えてしまって、こんなに情けなくイヤな思いをさせられ、家庭平和(笑)にヒビを入れかねない状態になるのなら(私が単に八つ当たりしたいだけなのですが)、しばらく観戦なんてしないほうがいいのかも!?と思ってしまうくらいだった。
幸いにして、次からの2試合は生観戦をしないですむし(ついこのあいだまでは「大分へ行けない!」と嘆いていたのに)、その間にちょっとでも調子を取り戻してくれるといいよね(と、なんだか他人行儀に書き捨てたりして)。
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今季の東京ができていないことリスト
・1試合で2点以上の得点をあげること
・コーナーキックからの得点
・逆転勝利
さて、いつできるようになるでしょうか。
東京にとってはチャンスと感じられないのに、相手にとっては大きなチャンスになることリスト
・コーナーキック
・カウンター攻撃
特に、CKは東京には鬼門。そもそも得点に結びつかないし、直後にボールを相手に取られてすばやいカウンターでもっていかれることが多いからだ。東京にもカウンターのチャンスはあるのだが、のんびりドリブルしたりボールをまわしたりしていて、シュートで終わったのを見たことがない(ような気がする)。もっとシンプルでイキのいいサッカーが見たい!
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スカパーでのインタビューを見たけど、監督は本当にしょぼくれていた。敗戦の弁はいつもどおりだが、昨年の浦和戦のときのように、負け惜しみを言うくらいの元気をもってほしい。カメラやインタビュアーからひたすら目をそらし続けるのも、イタズラを見つかった小学生のようでカッコ悪い。
今季はずっと采配がダメなのも気がかり。昨夜は「ずっと獲れていない2点目を獲りに行く/1点を守りきる」の間で心が揺れて、どっちつかずのメンバー交代になってしまったことも、敗戦の原因のひとつだったように思う。
もしかしたら、監督の中では方針は決まっていたのかもしれないけど、監督の言うように「うまく伝わらなかった」だけなのかもしれないよね。いずれにせよ、結果はダメだったということだ。
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初スタメンの米本君は良かったと思う。梶山とはまた違った意味でのやわらかさをもっている選手なんだね。頑張りすぎたのか、まだ負傷が癒えていなかったのか、後半途中で足が攣っているような場面もあって浅利に交代。この時点では「また1得点だけど勝てればいいや」と思っていたのだが。
ナオのすばらしいゴールが勝利に結びつかなかったのは本当に残念。背番号と同じ、18分での得点で、幸先がいいように思ってしまったのだが……。
それにしても「また千葉か!」(あるいは「また巻か!」)。
巻の同点弾の後、千葉の応援の声は大きくなり、東京側は念仏のようになっていったのが象徴的。選手たちもあきらかにバタバタしはじめたので(悪いクセが出た)、ロスタイムが過ぎ去るのを祈っていたのだが……。
ロスタイムでの失点が決まった瞬間、周囲のお客さん(メインスタンド)が一斉に階段を降りはじめたのが印象的だった。波が引くようにというか、蜘蛛の子を散らすようにというか、沈む船からネズミが逃げ出すようにというか(たとえはいろいろ)。
そういう私らも、最後の挨拶まで見ることなく席を立ってしまった。ゴール裏が選手たちにどんな反応をするのか見たかったような気もするけど、ちょっと耐えられなくて。川崎に0-7で負けた試合でも、最後まで見ていたのにな~。
しばらく東京のことは忘れていたい気持ち。
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