つ……つかれた……!

↑ACLプレーオフで選挙活動をする東京ドロンパ氏
なぜこんなに疲れてしまったのかといえば、その理由は投票方法の変更にありました。
投票方法にツイッターが加わる!
すっかり忘れていましたが、昨年の投票方法についてわたしは怒っておりました(当時の記事はこちら)。やっぱり書き留めておかないと忘れちゃうものなのね(笑)。こうした苦情がたくさん寄せられたせいか(?)、今年は大きくシステムが変わりました。投票ページに行って1日1回ポチッと押す以外に、指定のハッシュタグを付けたツイートとリツイートの数も得票数に加えられることになったのです。
ツイッターに関しては、わたしはそれなりにヘビーユーザー……かもしれません。2009年に始めてからというもの、たぶんツイートしない日はほとんどなかったはず。ブログの更新をサボるようになってしまった大きな原因は、ツイッターのせいといっても過言ではありません。でも、ドロンパのためにことさらツイートしようとは思っていませんでした。
なぜなら、「マスコット総選挙」に勝ち抜くためにはさまざまな戦略が必要で、われらが「東京ドロンパ」はスタート時点からそもそも不利だということがわかっていたからです。マスコット本人のツイッターもブログもなく、公式ツイッターやLINEはオフィシャルなニュースをつぶやくだけ。これでは歴代王者のベガッ太さんやヴィヴィくん、サンチェの牙城を崩すことはできないでしょう。それに、ハッシュタグを付けてのリツイートを繰り返すことで、FC東京に特に興味のないフォロワーさんに迷惑をかけたくないとも思っていました(逆にドロンパを嫌いになってしまうかもしれませんから)。

↑バレーボール会場で選挙運動を開始した東京ドロンパ氏
運命を変えた第一次中間発表(笑)
それでも1月25日に投票が始まると、やはりじっとしてはいられませんでした。でも、この段階ではまだ理性が保たれておりました(笑)。運命が変わったのは、2月2日の第一次中間発表。東京ドロンパはなんとなんと、首位を獲得したのです!
この瞬間、わたしの理性が吹き飛びましたw
クラブがオフィシャルアカウントでまったく支持してくれないこと、ドロンパについてスタッフに聞くと「FC東京のものではないので云々」と歯切れの悪いコメントしか帰ってこないこと、重要な新体制発表会にすら「スケジュール調整」できず呼ばれないこと、試合の前後に出てこないこと……ドロンパの扱いについてこの7年、たまりにたまっていた鬱憤が「暫定首位」になったことで浄化され、さらに上をめざしたくなってしまったのです。
もし、ドロンパがセンターを取れたら、「マスコット派遣」みたいな微妙な立場が少しは改善されるかもしれない。もしかしたら「ドロP」(ドロンパプロデュースの試合のこと)が復活するかもしれない。引分け以下の試合でも、終了後に出てきてくれるかもしれない。試合前に選手たちと並んで写真が撮れるようになるかもしれない……そんな夢を抱いてしまいました。
ツイッターでの投票という方法は、ドロンパにとっては追い風だったと思います。検証したわけでもなく、あくまで「印象」ではありますが、FC東京ファンはほかのクラブのファンよりもツイッターを使っている割合が多いような気がするのです。投票ページに行ってボタンを押すよりも、ハッシュタグを付けたドロンパ関連ツイートをリツイートするほうがずっと敷居が低かったはずです。組織票がなくても、公式の後押しがなくても、やれるはず……!
タガが外れてしまったわたしは、それ以来、最愛のドロンパの写真を発掘してはツイートしまくり、流れてくるドロツイートをリツイートしまくりました。興味のない人にはまったくもって迷惑きわまりなかったでしょうし、フォローを外した人もいらっしゃると思います。でも、もう止まりませんでした。
たぶん、首位にならなければ、そして公式が「投票しましょう!」とあおっていたら、ここまで必死になることはなかったと思います。われながら、本当にアマノジャクだわー(笑)。
ドロンパ本狸も、1月31日のバレーボール会場と2月9日のACLプレーオフ会場で選挙運動を展開。その様子を撮影した画像や動画が、ハッシュタグをつけられて大量に出まわりました。これならいけるかも……!?
思わぬ伏兵!?それでも頑張る!
しかし、世の中はそう甘くはありませんでしたw
詳細は省きますが、ドロンパの前に立ちはだかったのは、仙台の怪鳥ベガッ太さんと羽生結弦ファン連合軍でした。こういう予想もしなかった出来事が起こるのはとても興味深いことですし、これをきっかけにJマスコット全体が注目を集めるのもすばらしいことだと思います。が、センターをめざすドロンパにとっては大きな壁となりました。
投票最終日の2月12日、わたしのツイッターのタイムラインはエラいことになっていました。文字通り、ドロンパの画像がどんどん流れていくのです。規制がかかることはありませんでしたが、あっという間に「通知」が99件を超えるなど、今までツイッターを使っていて経験したこともないことをたくさん経験させていただきました。まさに、嵐のようでした。
最終的な結果はこれから順次発表されていきますが、上位3者の発表はXEROX SUPER CUP当日の20日。たぶんドロンパの順位が明らかになるのも20日になると思われます。結果はともかく、ドロンパファンの多くは「やりきった」感が強いのではないでしょうか。

↑バレーボール会場で土下座をする東京ドロンパ氏
総選挙活動で得たものとは!?
「ドロンパはみんなに愛されている……!」
そう確信できたことが、この総選挙で得た最大の収穫でした。
オフィシャルのツイッターアカウントからは、第一次中間発表で1位になってから5回ツイートがあっただけですが(これでもたいした進歩です!)、たぶん強制されたわけでもないのに、選手の皆さんからはたくさんの応援ツイートをいただきました(「TOKYO12ニュース」さんにまとめられていますので、ぜひぜひご覧ください)。
特に、東京に移籍してまもない水沼宏太選手からいち早く応援ツイートがあったことや、河野広貴選手がツイートにハッシュタグを付けられるかどうかでファンが皆で盛り上がっていたことは、忘れられないエピソードになりそうです。これで河野ファン、かなり増えたのではないでしょうか。
投票活動も後半戦になると、チームを卒業して海外移籍した選手からも応援ツイートが届き始めました。太田宏介選手、長友佑都選手(こちらもハッシュタグのミスで盛り上がりました)、そして武藤嘉紀選手。古巣のマスコットのために海外からツイートしてくれるなんて、まさに愛されている証拠! 意外なところでは、2013年に活躍してくれたネマニャ・ヴチチェヴィッチ選手が何度も応援ツイートしてくれたなんてこともありました(ネマは東京を好きすぎる!)。
2月11日には、FC東京U-18が東京都クラブユースU-17選手権で優勝したこともあって、ユースの選手たちも次々にハッシュタグを付けてのツイートに参戦。また、バレーボールの選手や、バレーファン(FC東京以外のチームのファンも!)、応援番組の出演者などなど、本当にあらゆる人がドロンパの応援をしてくださったのでした。
個人的には、まだマメにブログを更新していたころに読んでいてくださったかたとツイッターでご縁ができたこともうれしいことでした。投票最終日はドロンパが流れていくようなタイムラインだったのであまり読めませんでしたが、たくさんのステキなイラストやデザインされた画像を見ることができたのもとても楽しかったです。

↑ピッチを一周して投票を呼びかける東京ドロンパ氏
でもこの投票方法はもう勘弁……
そうはいっても、今回の投票方法については大いに問題があると思います。
Jリーグのマスコットに興味のない人には、はなはだ迷惑なツイートが垂れ流されることになりましたし、興味がある人にとってもいささか限度を超えた状況になっていたのではないかと思います。ふだんは情報収集手段として使っていたツイッターも、選挙期間中は(自分のせいなのですけど)まったく役に立ちませんでした。個人宛のツイートがあっても、どこにいってしまったのかわからなくなってしまったり……。
昨年も「マスコット総選挙」の投票方法については文句を書いていますので、たぶん来年はまた違った投票方法になるのではないかと思っています。ネットの世界は刻々と変化するので、来年ツイッターがどうなっているかなんてことだってわかりませんしね。
わたしにとっては、東京ドロンパへの忠誠心がためされ、それを確認できたイベントでありました。あとは、「やっぱりブログはマメに更新しなきゃ」と(何度目かの)反省をしたこと……かな。
20日のXEROX SUPER CUPには参戦するつもりで、参加マスコットとハイタッチができるenjoyシートを購入しております(→サッカーではなくマスコットを見にいこうと思っているらしい)。その場でドロンパが何位になるか、確認してまいります!(昨年の集合写真では、ドロンパは11位なのに最前列にいるし、確かTV中継でもいいポジションをとっていた記憶がありますので、センターをとれなくてもあまり問題にならないのではと負け惜しみを言ってみたりもするのですが……)
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