1本目の途中から、2本目の途中まで。得点ひとつと失点ひとつを見て離脱。

↑ツツジが満開の小平グランド
今年に入って練習試合を見たのは3回目くらいだと思うのだが、今季は感想を書くのに苦労している……というのも、「何を書いたらいいのかわからない」からだ。
通常なら、どの選手が出ていたのか、どんな得点があったのか、連携はどうか、選手たちはイキイキとしていたのかなどなど、練習試合1本見ればご飯が3杯食えるくらいの(意味不明)ネタを得ることができた。帰ってきてからパソコンに向かうのももどかしく打ちはじめ……てなことも珍しくなかったのだ。
ああところが今年はいったいどうしてしまったんだ、私!? トシとって感受性が鈍くなったのか、見ていたつもりで実は居眠りしていたのか、とにかく感想も何もさっぱり浮かんでこないんだよね。今回もそんな感じ。
とはいえ、せっかく書きはじめたので、なんとかひねり出してみることにする。
相変らずミスパスが多い、シュートまでの手数が多い。観客が陣取る左サイドには長友とカボレがいたので、彼らを見るのはそれなりに楽しかったけど、ゴールに結びつくわけでもないのでワクワクすることもない。どんなふうに得点を獲りたいのか、チームとしての意思統一ができていないような気がする。
味方を叱咤し、ジャッジに「なんでだよ~!?」と声を荒げる栃木SCの選手たちに比べると、いつものようにわが東京の選手たちはいたって寡黙。佐原がコーチングしてたかな。そういえば、土肥や塩田の声はよく響いていたっけな~と過去を振り返ったりもする今日このごろ。
2本目。若手とベテランがまじったメンバーだが、基本的に「サブ組」という印象。なぜここにコンスタントに得点している赤嶺が入るのかがわからない。米本君はやっぱり印象的だったけれど、膝の包帯が痛々しかった。ムリしてケガが長引いてしまうのがいちばん怖い。
サテライトで得点した平松選手に注目してたのだけど、CBが平松&ブルーノのコンビで、ブルーノがどうにもピリッとしない。攻撃的に出るのはいいんだけど、ミスパスひとつで一気にピンチになっちゃうのはいかがなものか。
失点の後は、「なんでこうなっちゃったんだろう」だの「問題の根本はどこにあるのだろう」「東京の有望若手選手はどうして右肩下がりにダメになっていくのか?」などと考えはじめ、あまり試合に集中していなかった。だって見ていてもつまらないし、眠くなっちゃうんだもの。
シーズン開始前、城福監督は「停滞は後退」と言っていたが、チームは今まさしく停滞しているといった感がある。いつまで停滞していたら気が済むんだろう。
帰り道、ママチャリを漕ぎながら「ゴールデンウィーク、まさか4連敗はありえないだろうし」と必死にポジティブな要素を思い出そうとするけれど、ちっとも浮かんでこなかった。
連敗したせいでペシミスティックな気分から抜け切れていないのだろう。去年だって練習試合では大学生相手にボロ負けしたこともあったし、心配することはないのかもしれない。きっとそうに違いない!と言い聞かせながらも、やっぱり不安が拭えない練習試合観戦なのだった。
- 関連記事
-
- 牧野記念庭園 (2009/04/24)
- JAXA一般公開デー (2009/04/23)
- 練習試合…… (2009/04/22)
- しょぼすぎる (2009/04/19)
- 羽村のチューリップ (2009/04/17)

にほんブログ村