(情報をくださったnekki5149さん、ありがとうございます!)。

↑入口で記念に1枚
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」は、文部科学省所管の独立行政法人(しかし今日付けの新聞によれば、内閣府に移管されるそうです!)。H2Aロケットの開発・打ち上げや国際宇宙ステーションの開発などを行なっているそうです。
今年のテーマのひとつが「自転車で教養!」ということもありまして(笑)、とりあえず来てみたわけですが、特に苦手の科学分野ということでさっぱりわかりませんな。展示は主に超音速旅客機技術の研究に関するものだったのですが、質問しようにも何を質問すればいいのかわからないというトホホな現状。

↑展示とはまったく関係のない風景
とにかく、めったにない一般公開ですし、風景だけでも楽しもうということで、ひたすら散歩してきましたよ。それにしても、中はとっても広くて緑もいっぱい。日立の中央研究所でも思ったことですが、こういう研究機関って環境がいいところが多いのですね。疲れた頭脳を癒したり、緑を見てホッとひと息つけるということなのでしょうか。
◆
調布航空宇宙センターは、2箇所に分かれています。
まずは東八道路沿いにある調布航空宇宙センターへ。敷地が本当に広くて、公開されている研究棟をひとつひとつ訪ねて歩くだけでも、かなりの歩数を稼げたのではないでしょうか。

↑ちょっと垢抜けないロゴとキャラで、いい味が出ています

↑どこへ行ってもマスコット好き体質は抜けず
年に一度の一般公開日にやってきて、こんなバカ写真ばかり撮っているのはどうかとも思いますが、私の守備範囲はしょせんこんなところです(笑)。

↑野川から見えたドームはこれだったのね
続いては、調布飛行場に隣接する「調布航空センター飛行場分室」へ。こちらにも展示があるのです。展示場を結ぶシャトルバスも運行していましたが(けっこう混雑していました)。自転車だと移動もラクラク。まさにポタリングにピッタリです。
体験・見物系の展示では、小規模ながらもこちらのほうがおもしろかったかな。

↑風速9メートルを体験中
こちらは風洞の中に入って実際の風速を体験できるコーナー。日々天気予報の風速予報が気になる自転車乗りとしては、中に入ってみるしかありません。風速7~9メートルを体感してきましたが、常時こんな風が吹いていたら、とても自転車を漕ぐどころじゃないということがわかりました(わかってどうする!?)。
子供たちが強風の中でうれしそうに転げまわっているのが印象的でしたね。こういう体験を通して、科学好きの子が育ってくれるといいな~と思ってしまいました。
◆追記◆
もうひとつ楽しかったのが、飛行船に乗っているような気分にさせてくれる投影型シミュレーター。湾曲した大きなスクリーンにJAXA周辺のCG映像が投影されて、まるで空中散歩をしているような錯覚に陥るのです。一度に複数人が体験できるのが、行列嫌いの私にはピッタリでした。
CG映像は決してリアルで細密なものではないのですが、乗り物酔いしそうな気分になるところが不思議。おまけに味スタを上を通ったりするので、ついつい「味スタだ味スタだ!」と騒いでしまいましたよ(笑)。

↑実際の飛行機も展示中
会場は、家族連れからカップル、ヲタク系の人などなどでいっぱい。大々的に宣伝をしているわけでもないのに、大人気の混雑ぶりでした。質問に気さくかつ丁寧に答えている職員さんたちも好印象。なんというか、文化祭みたいな雰囲気も感じられました。
この手の「社会科見学」はクセになりそう。これからも情報を調べて、あちこちに出向いていきたいと思います。この日は同時に「海上技術安全研究所」などの一般公開も行なわれていたのですが、時間がなくてすべてまわれず。ゆっくり見るためにも、日程をずらして開催してほしいなあ。
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