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誉め殺し!?(スカパー観戦)

J1リーグ第10節 広島VS東京は2-0で広島。

今年のアウェイゲームは、なぜか雨が多い。この日の広島も、GWとは思えない冷たい雨。現地まで応援に行った皆さま、本当にお疲れさまでした。

雨で自転車にも乗れない日、一歩も外に出ずにだらだらと過ごしたあげくのスカパー観戦組としては肩身が狭いのだが、やっぱり今回も辛口&ペシミスティックにいくしかない……というのが悲しい現実。でも、くどくど書いても状況が良くなるわけではないので、できるだけ簡潔に書くつもり。

判定で取り消されたゴールが2つあったけれど、総じて広島のほうがチーム力が上だった。

東京は前半こそ何度もいい形の攻撃を見せてくれたが、時間がたつにつれて膠着状態に陥り、例によって選手交代は機能せず、2失点目を喫してからは広島が守りに入ったせいもあって万事休す。状況が不利になるにしたがって、チームプレーもどんどんバラバラになっていってしまうのを見せられるのは悲しいものがあった。

サブメンバー主体の大宮には通用した守備陣も、佐藤寿人ら多彩な攻撃陣をもつ広島には通用しなかったということか。改めて、カボレが貴重な人材だということも、急造のメンバーではそれなりの仕事しかできないということも再認識させられた。

選手たちに失望したというよりは、監督の戦術と采配にガッカリしたという気持ちのほうが大きいかな。外国人が足りないにしても、今のメンバーでももう少しできるはず。

失点するとすぐに萎えてしまう戦い方も(後半ロスタイムに得点できるチームを見習ってほしい)、さっぱりうまくならないセットプレーでの守り方も、ミスパスばかりのパスサッカーも、必要以上にムダが多くてガス欠してしまう運動量についても、指導方法でいくらでも修正できるような気がするんだけどなあ。

次節はイベント満載、天気も良さそうなホームゲーム。たくさんの観客の前でみっともない試合だけは避けてもらいたいもの。90分フルに戦ってしまったナオの疲労度が心配。




ここからは、余談。

スカパーの実況解説陣は、広島ホームのくせになぜか東京びいきだった。東京の攻撃を誉める言葉が多く、「本当にそう思ってんの?」「いやぜんぜん良くないでしょう」と突っ込みながら見てしまったよ。

気持ちよく攻撃している東京は確かに見ていて楽しいが、得点できない時間が長く続くとそれが逆に枷となっていくというのは、ファンならば誰もが何度も目にしてきた悪しきパターン。攻撃サッカー→無得点→失点→ジタバタ→また失点→消沈というのは、いちばん見たくなかった悪循環だった。

試合が終わって思い当たったのは、「もしかして誉め殺しだったのかも」。あるいは、彼らはミスパスひとつしないすばらしい「東京の10番」カジモト選手を見ていたのかもね……。梶山はいつもどおりだったけどさ。

能天気な実況解説陣と同じくらいに危機感がなかった城福監督のコメント。試合中はピッチサイドでアグレッシブに吼えているのに、試合後インタビューでは水たまりに落ちた犬みたいにしょぼくれているというギャップが何ともいえない……。監督の決断しだいでまだまだ上をめざせると思うので、頑張ってほしい!(選手たちは十分に頑張っていると思うから)

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コメント

褒め殺し、確かに…
お邪魔いたします。
いつも楽しく拝見させていただいています。

えらく東京びいきで不気味な放送でした。
あまりメディアに取り上げられず、褒められなれてないからか
とも思ったのですが。
褒め殺し、なら。この違和感納得しました(笑)

『カジモト』発言といい、ナオ『危険な男』発言といい…。
褒め殺しでは無いと思いますよ
サンフレサポです。
昨日はおつかれさまでした。

FC東京さんはサンフレッチェから見て
結構戦いづらい相手でしたよ。
正直、昨日はサンフレッチェの楽しいサッカーが
それ程出来ておりませんでした。
いつもはもっともっとスペクタクルなサッカーを
展開していますので。
サンフレサポの中では【試合内容はそれ程良くなかったけど、
勝ち点3が取れて良かった】という見方も結構ありました。
FC東京さんは結構良いサッカーをしていると思います。
球際も戦ってきますし、長友のサイド攻撃も本当に脅威でした。
1-0の段階でいつか逆転されると思いながらTVを見ていました。
決して褒め殺しではありません。

次回の味スタでの対戦を楽しみにしております!
カツ(丼)さま
カツ(丼)さん、はじめましてのコメントをありがとうございます!

スカパーの実況、本当に妙でしたよねえ。急ごしらえの知識でしゃべっているのが見え見えでしたし……。でも、おかげさまで楽しめたので良かったかなと思っています。広島のローカルCMも楽しかったですし。

tn10さま
tn10さん、広島サポ様なのに読んでくださってありがとうございます。今回は完敗いたしました。

前節、われわれは石川のハットトリックで勝利したのですが、スカパーの解説者はエラく辛口口調でございました。そんなこんなで、私らは誉められることにまったく慣れておらず、むしろ不気味に感じてしまうようなのです(笑)。そのせいで「誉め殺し」と感じたのかもしれません。

次回の対戦のときまでは、もう少しチームを立て直して出直したいと思っております。そのときを楽しみに!

褒められるのはまだ早い
解説者は東京にリスペクトしてたんでしょうけど、それを東京が裏切ってしまったという結果でしょうか。たぶん「ちょっと、褒めすぎたかな」と思っていることでしょう。
カボレの復帰が待ち遠しい限りです。

こんな状況の時は、自分に「どこかいいとこ探そうよ」って、言い聞かせています。

で、梶本君、もとい米本くんがやはり頑張ってましたね。ボールがあるところに必死に絡んでいき、転んでも何とか足を出し、ひょっとしたら長友くんに匹敵する走量では。いままでのDFの軽いチェックになれた目にはかなり新鮮で、佐藤寿人へのパス出しをだいぶん防いでいたのではと思えました。
長友くんも頑張ってチャレンジしていたように見えました。カボレの居ないサイドを自分で何とかしようという意志が感じられ、好感が持てました。

もう一人の梶本くんは、ナオに怒鳴られるほどカッカしてたみたいで、もう一段の成長を期待。というところでしょうか。
くらわばさま
くらわばさん、コメントありがとうございます。

実況では、カジモト選手とともにヨネヤマ選手の登場にも期待していたのですが、こちらは登場しなくて残念でした(笑)。

今日もあまりいいニュースが聞こえてきませんが、逆境をはねかえして頑張ってほしいですね。ナオはキャプテンマークを巻いてもいいんじゃないかなあ……と最近は思っています。

まぁ貶されるよりは褒められたほうがいいかもねぇ・・・
みいこさん、もしかすると東京びいきというよりアウェイびいきの解説者なのかもしれない
試合後は必ず監督インタビューがあるわけで、気まずい雰囲気を作りたくないという考えではないかなぁ・・・
大御所の解説者には見えなかったし、人生には「敵を作らない処世術」というのも必要かもしれない
ジャーナリストとは違い解説者というのはソフトで分かりやすく、そしてどこからも恨まれないという要素が大事なのかもしれない(後々どこで同じ釜の飯を食べるか分からないしなぁ)
まぁ本当のところはよくわからないんだけどね・・・

みいこさん、実は腰がやばいことになってしまった。
大宮戦でどうも痛めたらしい
最初たんなる筋肉痛で腰が重いなぁと思っていたら昨日ぐらいからズキズキしてきた。
ぐがぁーーーーーまったく老化現象というのは忘れたころにやってくるのか・・・・トホホ・・・・
ぶっちゃけ歩くだけでもしんどい、階段の上り下りでも激痛が走る、トイレは洋式以外は死んでしまいそう
当然サッカーの応援で痛めたなんて会社で知れたらこの先サッカー観戦禁止令がでるので口が裂けても言えないわけで、「いやーーーー最近夜のお努めがキツくてねー」とあり得ない言い訳をしている。

うーーーん・・・・京都戦まで時間がない。果たして治らない場合どうしよう・・・・
人生ケセラケセラでいくしかないんだろうなぁ・・・・トホホ
東京坊主さま
東京坊主さん、コメントありがとうございます。

Jリーグの審判は総じてアウェイびいきですから、実況解説陣がアウェイびいきなこともありえないことではないでしょうねえ。

それにしても、腰、お見舞い申し上げます。石川選手のハットトリックの代償でしょうか。腰に負担をかけないためにも、土曜日はメインスタンドでご覧になるとよろしいかも。ゴール裏で観戦したら、より悪化してしまいそうです。どうかお大事に&スタジアム観戦できますように。

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